細菌性膣炎の原因は疲れた時の彼氏とのセックス、性行為
私は40代の女性で、自営業をしています。
最初にあそこの異変に気がついたのは、おりものです。私は、普段から比較的おりものが多いタイプなんです。でも、いつもはそんなに臭いがきつい方ではありませんでした。それなのに、この時にはなぜかすごい悪臭がしたんです。でも、友達に聞いたらそんなこともあると言われたので、私もたいして気にはしませんでした。体力が落ちているのかなとか、寝不足だからかなぐらいにしか考えなかったんです。
陰部に強い痒み
ところが、今度は陰部に強い痒みが出てくるようになったんです。最初は我慢できたのですが、だんだん我慢できなくなり、仕事中やショッピング中にトイレに駆け込むこともありました。
さすがにこの痒さは尋常ではないと感じたんです。ひどい時には、寝ている間に血が付いていたということもあるのです。
ネットで調べたら細菌性腟炎?!
そこで、ネットで症状について調べてみたら、細菌性腟炎がヒットしたんです。
細菌性?もしかして、なにか恐ろしい細菌に感染したのではと、かなり動揺してしまいました。
細菌性膣炎の原因はセックス?
細菌性腟炎の原因を調べてみると、過労やストレス、睡眠不足が引き金になると書いてありました。おまけに、セックス、性行為が原因の可能性もあるとか。
私には、思い当たる節がありました。それは、徹夜が続いた日にデートしたことです。疲れてはいましたが、彼と過ごす日はなかなかなくて、断りきれなかったんです。思えば、その後でセックス、性行為をしたことがなく、きっとその時のセックスが原因だと思ったんです。
市販薬では治らず病院に
そこで、腟炎に効果がある市販薬を購入したんです。塗ってみると、症状は少し抑えられました。ですが、完全によくなることはなく、仕方なく婦人科へと行って診断してもらいました。そして、やっぱり細菌性腟炎だと言われました。
細菌性膣炎の治療は抗生物質の入った薬と内服薬
抗生物質の入った薬と内服薬をもらいました。内服薬というのは意外だったので、ちょっと驚いてしまいました。そして、1週間後に症状が良くならなかったら、もう1度来るようにと言われました。薬が効いたのか、症状は1週間近くでおさまりました。
再発防止のために
ですが、医師からは再発はよくあることと言われました。それからは、できるだけ体調には気を使うことにしました。
そして、相手の男性にもこのことを話し、疲れている時はセックス、性行為をしないとか、セックス性行為をする時はできるだけ行為の前にきれいに体を洗って清潔にするようにお願いしました。
腟炎という名前から、男性には少し話しづらい内容かもしれませんが、勇気を持って話すべきです。そして、おりものの僅かな変化にも気を配るようにしましょう。
早期に発見することで、早期治療にも役立ちます。かかったと感じたら、まずは医師に相談してみましょう。